18日は甲斐いつろう氏と打ち合わせをしましたが、今日は笙の豊さんと打ち合わせに皇居「楽部」に行ってきました。「楽部」の建物は大正時代に建てられた時は随分モダンな建築だったそうですが、今となっては少しレトロな感じがします。中は正面に「雅楽」の舞台が有りそこで春と秋に宮内庁「雅楽」の公演が開催されています。一般抽選ですがなかなか当たりません。私は豊さんからのチケットで見ることが出来ましたが、千数百年も伝承されている日本の音を知るだけでもすばらしいことです。勿論最初は中国から伝わった音楽ですが已に最早日本の音になっているのです。
ところで豊(ぶんの)さんは バイオリンも弾くのです。宮内庁では晩餐会をはじめ洋楽の演奏も多いので楽師の方は西洋楽器も一通り出来るのですが、豊(ぶんの)さんはかなりのバイオリン好きで彼の持っているバイオリンは弓と合わせると日本の最高級車一台分位の値段のものです。これにはビックリ!そんな高いバイオリンを買うことないのに、と思ったのは私一人じゃないでしょう。
豊さんと「笙」、ちゃっかりバイオリン写してます。「楽部」二階の豊さんの部屋で。
古典で使う「笙 」竹が飴色になってます。やっぱり古い楽器はいいですね。
夜の「楽部」の「雅楽」の舞台。静かで神秘的です。四月に春の公演があります。名古屋ブルーノートのコンサートが終わってからなので今回は行ってみたいと思ってます。