5月22日、四谷「コタン」定例ライブ

  • 2012年5月23日 00:40

雨にもかかわらずおいで頂きありがとうございました。お馴染みのお客さんに加え、30年振りの出会いがありました。30年前と云うと僕が秦琴でライブをはじめて少し経った頃で、胡座(あぐら)でそのままステージに座って演奏してました。いろんな所でライブをしてました。吉祥寺あたりでライブをしていた時によく来てくれていた人で、現在はアメリカ国籍を取得してハワイのマウイ島(だったかな?)で暮らしているそうです。ネットで僕のホ―ムページを確認して、たまたま日本に来ていたので、思い出して来てくれました。やっぱり外国からもホームページは見れるんですねぇ、あたりまえだけど、再認識! 30年振りは懐かしい!

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でも、30年前は大学生だった彼女は、僕のライブをどうして知ったんだろう、聞き忘れました。当時、僕は巷の音楽とは全然異なるかなり変わった音楽をやっていたんだから、よほど音楽好きでないとライブに来てくれないですよ。彼女曰く、お客が私一人の時もあった、とか。いやはや、ありがとうございました。すいません。30年振りに来てくれて本当にありがとうございました。またいつか来て下さい!

パーカッション、甲斐いつろう氏

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最後の曲は、最近仕入れたドボルザークの「母が教えてくれた歌」を演奏しました。チェロのヨーヨーマさんも演奏してますね。いろんな人の演奏を聞いて、自分なりに秦琴で弾けるようにアレンジしました。秦琴は絃が3本なので音域が狭く、一番細い「子絃」三味線で云えば三の糸でメロディーの多くを弾くようにするので、かなりの工夫がいります。メロディーを演奏する音域、即ち「調」を決めそれに調弦を合わせてゆくような、そんな工夫がいります。この曲は「春蘭調」という調弦を用います。短い曲ですが印象に残る曲です。

 

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