秦琴の修理でお世話になっている棹師さんの工房をちょっと公開

  • 2015年8月25日 22:47

15年程前から私の秦琴の修理をお願いし、最近では生徒の秦琴の修理もお願いしている、いわゆる三味線の棹師さんの工房です。三味線は通常分業で作られ、棹師の彼は棹は作りますが皮張りはしません。そんな彼の工房がたまたま私の家から駅二つ程のところにあり、邦楽器卸商の知人から紹介されたのです。ここには私が持ち込んだ太い「すす竹」があり、秦琴の柱(フレット)の具合が悪くなるとこの「すす竹」で作り直してもらったり、棹と胴体を締め直してもらったりと、大変お世話になっています。

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写真は生徒の秦琴を修理してもらっているところ。私の秦琴よりしっかりとした作りですよ(笑)。生徒の秦琴は私の秦琴とまったく同じ大きさにしてあります。手前に映っている棹頭は、中国の紀元前の遺跡にあった文様を写したものです。

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