- 2017年5月30日 18:29
掛け軸を、谷文晁の『老松と雀』から川村曼舟の『鳥林の図』に変える。ちょっと変える時期が遅かった。こんなふうに書くと「・・床の間でもあるん か・・・」なんてですが、そんなものはない。しかし掛け軸はけっこうあって、玄関先の「あさがおの図」は林雅堂とい人のもので、故郷蟹江の絵師(日本画 家)だった。まったく無名だったが父と友人達が応援していたようで数点の作品が実家に残されていた。その当時は私はまったく関心がなかったが、今思えば、 こういう作家はどうやって生計を立てていたんだろう、と、なんとなく自分と重ねて考えてしまう。こんなことを考えること自体なんかちょっと情けないな。
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