アメリカとイランが戦争状態に入っている

  • 2020年1月 5日 23:12

イラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ司令官を殺害した現場

AFP BBNEWS
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アメリカとイランが戦争状態に入っている。きな臭いというよりもはや炎が燃え上がってしまったかも知れない。安倍政権云うところの「積極的平和主義」のもと日米安保体制の強化に突き進む日本もこの戦争と無関係ではありえない。慶応義塾大学教授の延近充氏の研究からのデーターによると、(2019年9月18日更新)

アフガニスタン戦争では、アメリカの最大派兵人数90,000人、死者2,435人、イギリス9,500人死者455人、カナダ3,079人死者158人、フランス4,005人死者87人、ドイツ5,000人死者54人、イタリー4,000人死者48人、ポーランド2,630人死者44人、デンマーク750人死者43人、オーストラリア1,550人死者41人、スペイン1,606人死者34人・・・・・・

イラク戦争では、アメリカ168,000人死者4468人、イギリス46,000人死者179
人、イタリア3,085人死者33人、ポーランド2,500人死者23人、ウクライナ1,632人死者18人、スペイン1,400人死者11人・・・・・・
韓国も3600人派兵していて死者は(自殺者一人を除いて)でていないがテロの予告をうけている。
もちろんこれらをはるかに上回る民間人が死傷し、膨大ないわゆる敵を殺害している。

「積極的平和主義」を掲げ、憲法改正をもくろみ、アメリカの戦争に参加し、例えば、日本派兵3000人死者50人、そんなふうにして日本とは縁もゆかりもないイスラムを敵に回し、70数年まえに一千万人の血であがなった人類の宝のような平和憲法を捨て人殺しに出てゆく、そんな国家像しか想像出来ないのか、創り出せないのか、情けない。

こちらは
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/profile/articles/Political_Economy_of_War_on_Terror.htm
延近充著(慶応義塾大学教授)「対テロ戦争の政治経済学」― 終わらない戦争は何をもたらしたのか ―

 

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