- 2020年5月18日 14:23
「自宅待機徒然日誌」5月18日 月曜日 小金井は曇りですね。
ステージの大小にかかわらず、ミュージシャンの集中力やインスピレーションが一番発揮されるのは、やっぱりお客さんと対峙しているときだと思う。ホールコンサートのときは作り込んでゆくけれどそれでもインスピレーションは大切にしているし、コタンなんかのライブハウスでの演奏の時はほとんどインスピレーションを聞いてもらっていると云っても過言ではないくらいです。お客さんの前に出て、集中力が増して、その集中力の中からインスピレーションが湧いてくる、ミュージシャンはみんなそんな感じですね。ただレコーディングのときはお客さんがいないのですが、又別の意味の集中力が大切です、長丁場の集中力です。
おそらくスポーツやほかのいろいろな分野でもきっと同じでしょう、無観客試合はけっこうやりにくいでしょうね。
そういう意味で、In my room、とかいって部屋で演奏するのもけっこう以外と難しく、いきおい、軽く演奏することになっちゃいます。そんなことを感じながら『風のさざ波』という曲です。蓮月調という調弦です
題名は、上村典子さんの歌から、なんか自分のことのようで・・
「草に寝て 風のさざ波寄せくれば 櫂ながしたる一艘のわれ」
『風のさざ波』
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