僕が大統領選のトランプ現象にこだわるのは・・

  • 2020年12月 9日 22:44

CNN news
「連邦最高裁、ペンシルベニア州共和党議員らの訴え退ける」
https://www.cnn.co.jp/usa/35163553.html
————————
連邦最高裁というと先日トランプ氏が保守系の女性判事バレットさんを指名して保守派が6人、リベラル派3人の構成になっているわけだけれどその連邦最高裁が訴えを退けた。当たり前の判断ですね。これでもまだトランプ氏の云うことを信じてしまうならば裁判所も必要なく民主主義もいらない、日米ともにトランプ教の宗教団体ということになっちゃうね。

僕が大統領選のトランプ現象にこだわるのは、不正とか陰謀そのものではなく、そういうことに対するする思い込み、この「思い込み」のことで、一昔前は情報といえば自分の周りよりちょっと大きい程度だったけれどそれでもまちがった思い込みは例えば関東大震災のときに多くの朝鮮の人たちの殺害を引き起こした、最近ではアメリカの「ピザゲート」と云われる騒動もその一つだ。

ネット社会である現在は膨大な真偽の判らない情報が満ちあふれていて実際に現実に触れないと客観的に物事を認識することがむつかしくなっている、ましてやこの「思い込み」のフィルターを通すとまさに白が黒に黒が白に思えてしまう。

トランプが好きでもオバマやバイデンが好きでも構わない、しかしチャベスと共産主義者が投票器機を操作したとか、トランプの票が多すぎてアルゴリズムが狂ったとか、CIA長官が逮捕され軍がクーデターを計画しているとか、ドイツで不正票の箱が見つかり銃撃戦になったとかこんなバカげたことを少しでも信じてはならないし、「不正」という言葉は不思議な言葉で言った方がなぜか正義の側になってしまう錯覚が起こる、こんな言葉に惑わされてもいけない。

h-ren-1.jpg

 

 

Search
Feeds

Return to page top