『星の大地』2010年9月13日「スイートベイジル」コンサート

秦琴:深草アキ
笙 :豊剛秋(ぶんのたけあき)
編鐘:孟暁亮(モンシャオリャン)
パーカッション:甲斐いつろう

コンサートの時には大体いつも最後に演奏する私のテーマソングのような曲。愛知県で生まれた私は東京に来てもう40年以上になる。地方から上京し東京で暮らしている人達は、たとえ何十年暮らしていてもなんとなく根無し草のような感じになるものだ。そんな東京の空に“天の河”が見えなくなったのはいつ頃からだろうか。東京もかつては、どの位前なのか判らないが、大いなる星の大地だった。しかし考えてみればこの地球の何処にいてもそこは星降る里なのである。汚れた空の、その空の向こうには無数の星がきらめき、永遠の時が流れている。コンクリートの街の中にいるとそんなことも忘れ、日々の生活に追われてしまう。心の中の「星の大地」を忘れないように、私はこの曲の向こうからいつまでも手を振り続けていこうと思っている。