5月25日の石川県能美市、ギャラリー「いずみ」でのコンサートのハガキが届きました。亡き宮田耕二氏の「水彩画遺作展」でのコンサートです。宮田さんは水彩画の名人でした。八木義之介と云う画家の紹介で知り合いました。この八木さんも不思議な人でした。晩年は裸電球の下で、旅役者の画を描いていました。一人で暮らしていました。ある朝玄関に新聞を取りに行った時に倒れ、発見された時は死後一週間程経っていました。僕は八木さんから色んなことを学びました。多分、八木さんが持っていた芸術感のようなものを吸収したような気がしてます。死んでから売れる芸術家は恵まれています。ほとんどの芸術家は死んでも売れません。それでも、今この時でも、みんな一生懸命に、必死になって自分の芸術をしています。芸術家として生まれて来る人間は一人もいません。その道を選び、皆芸術家になって行くんです。しかし芸術家というものが有る訳ではありません。芸術を生きている人を芸術家と云います。当然芸術に死んで行きます。そんな人を多く見てきました。僕は生き残っています。僕は十年単位で考えることができたので、なんとか秦琴の音楽に取り組めました。三十年間過ぎて、秦琴としては言わば第四ステージに入りました。楽器を持ち始め音楽を始めてから四十六、七年程経ってしまいました。でもちっとも納得いく音が、出てるようで、ダメなようで、こんなことの繰り返しです。まっ、それも当たり前か・・・。
コンサートのことは、詳しくはスケジュールで。宮田さんの画も載せてあります。