- 2011年5月25日 20:45
「コタン」ライブ、無事終了。二ヶ月ぶりの音出し、でした。このライブからまた心機一転がんばってゆきましょう!このところ沈んでいた気持もだんだん良くなってきました。また、音の道を歩んでゆきましょう。原発のことは又あらためて書きましょう、納得のいかない事ばかりですから。とにかく、久しぶりにたくさんお客さんが来て頂いて、楽しかったでした。オーマガトキレコードの副社長の皆さんにも来て頂き、ありがとうございました。いつも来て頂いている皆さん、ありがとうございました。僕はまたふんばります。
新曲をちょっと演奏したりしましたが、まだまとまっていなかったので、長いセッションになりました。まとめると、いい感じの曲になりそうです。いまのところの仮のタイトルは「絃鼗三日月」ですが、二千三百年ほど前に中国に現れた伝説の楽器「絃鼗」をイメージした曲です。ひょっとしたら、月氏の民に依って中国にもたらされた楽器かもしれません。月氏の民はシルクロードの国「コータン」から「玉」を掘り出し中国に運び、その見返りに「絹」を手に入れ西方に運びました。その絹はローマにまでもたらされ、ローマ人は彼らのことを「セレス(絹の民)」と呼び、中国では「玉の民」と云われていました。そんな彼らがラクダに乗って砂漠をわたるイメージかな?
パーカッションは甲斐いつろう君です。場所に合わせてちょっと小さめのジャンベを叩いてます。ジャンベはアフリカの楽器ですから、ミスマッチの感じがまた良かったりして、それと土着っぽい感じが出ますね。
天上から 聞こえくるは
あの星を目指せ
幾度の朝が明けても 止まることなく
砂嵐に会い 水が涸れ
幾度の夜を迎えても 止まることなく
遥か 蜃気楼のような 咸陽の都
ラクダよ急げ オアシスのような都で
休める日は近い
ラクダよ急げ 「絃鼗」の音色を空に響かせ
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