朝日新聞:「政府は国民の親でないのか」翁長氏妻、ゲート前で憤る

  • 2018年12月17日 16:48

前沖縄県知事・故翁長雄志氏の妻の樹子(みきこ)さんが辺野古での抗議活動に参加したときに語った言葉に「・・・翁長は沖縄の父でありたいと思い続けた。政府は国民の親ではないのですか・・」、というのがあったけれど、「政府は国民の親」という言葉がちょっと気になって調べてみた。

ご存知の人も多いかもしれないが「国親思想(くにおやしそう parens patriae)」というのがあって、アメリカから日本に導入された、少年法の基本となる理念で、要するに保護に欠ける子供や身寄りのない人にたいして国が親として振る舞い、その救済の実親を目指してゆく、ことらしい。

この言葉を少し広げた意味合いで樹子さんが使ったのかもしれないし、もしかしたら中国の古い思想かもしれないけれど、「国親思想」だったら、国が沖縄にしていることを思えばいわゆる児童虐待のようなもんだ。

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写真は朝日新聞のデジタルサイトから引用しました。
キャンプ・シュワブのゲート前に来て抗議活動を見守る翁長樹子さん=2018年12月14日午前11時13分、沖縄県名護市辺野古、伊藤宏樹撮影

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