小さな列島に閉じこもってどうする

  • 2020年1月14日 23:26

麻生副大臣の言葉、「2000年の長きにわたり、一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない・・・」。

だいたいそれが大間違いだけれど、それがどうした、こんなことを自慢して拠り所にしてどうする。日本程雑多にいろいろな民族が入り交じっている民族はいない。朝鮮半島から来て入り交じった先祖、北の民族と入り交じった先祖、南の人々と入り交じった先祖、僕自身もなんとなく百済の血が入っているような気がするし、奥さんは1300年前の中国からの帰化人というのは学術的に判っている。天皇家も朝鮮半島の血が入っていることは先の上皇の言葉どおりだ。

街を歩けば、大いに南方系の顔をしている人も入れば、北方の顔の人もいて、アイヌの人の顔のなんと立派なことか。朝起きたらよく自分の顔を見てみるといい、無数の顔が重なって今の顔が出来ているこに気づくかもしれない、そこのなかには遥かシルクロードを旅した人々もいるかもしれない。

国境もなく、国もなく、民族や宗教も混ざり合い、この小さな奇跡の星に生き、人類という種の生命を全うすることを理想とするためにいろいろなことが起こり始めている、そんなときに小さな列島に閉じこもってどうする。DNAの旅だよ。日本語字幕付き

 

 

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