- 2020年2月28日 20:27
4年前の今日の投稿したビデオ、「正倉院」に収蔵されている「五絃琵琶」の曲『惜々塩』。
正倉院に収蔵されている「五絃琵琶」は世界唯一の楽器ですが、その譜面である「五絃譜」も京都の陽明文庫に残されています。もちろん文字譜ですが、音楽学者であった故・林謙三氏が解読され公開されています。解読とはいえ、音の高さだけでそれぞれの音符の長さが不明です。そのような譜の中から『惜々塩』という曲を私風に解釈しちょっとモダンにアレンジしましたが、それでもところどころのメロディーは1300年前の充分エキゾチックな曲ですよ。15年前の「南青山マンダラ」ライブ、笙は宮内庁楽師の豊剛秋氏。
2006年発売の「妙音希聲」DVDより
http://akifukakusa.com/2009/07/myouonkisei-dvd.html
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