書家、北村馬骨さん

  • 2022年1月18日 19:40

書家、北村馬骨さん、知っている人は知っているけれど知らない人はまったく知らない、当たり前だけど。馬骨さんと何時どの様にして出会ったのか忘れてしまったけれど、1996年の長応寺「送り火コンサート」や伊豆高原の「花吹雪」コンサートにも来てくれていた。ほとんど精神の求道者で、自分が何処に向かっているのか観得している人だった。

ふと思い出したら、すでに2018年1月に亡くなっていた、享年90才、充分と云えば充分だけど、亡くなる前にもう一度会いたかった。今更云っても遅い。ボーとしていると皆さんいつの間にかこの世とおさらばしているなぁ。

2017年、浜町の「好文画廊」で個展を開いている、「好文画廊」は僕も少なからず縁があるので知っていたら行っていた、残念。

長応寺の玄関には、「送り火コンサート」のときに、和尚に頼まれて馬骨さんが一気に書いた書が飾ってあった。

追悼の投稿としたい。

長応寺以外の写真は以下のサイトからお借りしました。
http://koharu2009.blogspot.com/2017/09/blog-post_25.html

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昼から夜へ ひとびとは集い そして
魂響の音色に 酔いしれる
夏の一夜 心は互の胸に宿り
明日を 未来を想う力を与えてくれる

一九九六年 八月十七日 長応寺 第四回 送り火コンサートにて
馬骨
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