坂東玉三郎公演「海神別荘」より、その1『美女のテーマ』

  • 2022年5月26日 22:41

坂東玉三郎公演「海神別荘」(泉鏡花原作)より、その1『美女のテーマ』。

以前も投降している、姫路市制100年記念の玉三郎さんの舞台とか、東京「セゾン劇場」での玉三郎さん演出の「海神別荘」などの縁で、今度は彼自身が主演の美女の役ををつとめる、2000年3月、日生劇場での公演「海神別荘」の音楽を頼まれました・・
それで、最初の打ち合わせのときに玉三郎さんが云うには、・・ハープをつかってほしい・・、私はその時思いましたよ・・(僕は秦琴奏者なんだけどなぁ・・)、というわけで玉三郎さん扮する美女のテーマはハープとなりました。

海底の琅玕殿(ろうかんでん)の主である公子とはじめて対面するために玉三郎さん扮する美女が舞台に登場するときの音楽です。

ハープ演奏は井上久美子さんにお願いし、アレンジはピアニストの西本梨江さんにお願いしました。共に音楽に身を捧げている素敵な音楽家です。とにかく、とりあえず玉三郎さんに気に入ってもらえてよかったでした。

後に、この曲を秦琴で演奏し直し(著作権自体は作曲者の私にあるので演奏をし直せば使うことが出来るのです)、『月光雪の如し』と題してCD「満月の滑空」に収録しました。

ちなみにこちらが姫路市制100年記念イベント「玉三郎 in 姫路」の写真です。
http://akifukakusa.com/blog2/2011/09/post-49.html
CD「満月の滑空」
https://akifukakusa.com/2013/12/mangetsunokakkuu.html

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