- 2022年6月21日 20:01
母の骨と一緒に京都・東本願寺へ。当日は、二十数組の70人ほどが御影堂に集まっていて、小さな桐箱に骨を納め、お経などの儀式が一時間程、後は解散して見学、、観光のお寺ではないですが立派なもんです。
蛤御門の変で焼失したお堂再建の巨大木材運搬には、引き綱が切れて事故が多かったそうです。そこで女性の髪が丈夫であるということになり、当時全国各地から53本の毛綱が寄進されたらしい。最も大きなものは長さ110メートル、太さ40センチ、重さが1tもあったそうです。
写真は渡り廊下に展示してあるその「毛綱(けづな)」です。よく見ると毛ば立っていて、なんか人の執念にゾックとしますよ。
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