マリ共和国、トゥアレグ族のバンド、Tinariwen(ティナリウェン)

  • 2019年5月 7日 12:12

マリ共和国、サハラ砂漠西部のトゥアレグ族のバンド、Tinariwen(ティナリウェン)。

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僕らの世代ではキング・サニー・アデのトーキングドラムなんかを使ったノリノリの音やユッスー・ンドゥールなんかが有名だけれども、マリ共和国のトゥアレグ族といえば、もう亡くなってしまったのだけれどアリ・ファルカ・トゥーレというミュージシャンもいてライ・クーダーと共作したアルバムがワールド・ ミュージック部門でグラミー賞を取っている。そのアルバム「Talking Timbuktu」は以前よく聞いていた。

このティナリウェンの音はもっと荒っぽくシンプルで泥臭い。そんなところがかえって新鮮なのかもしれなくて2012年と2018年の二回、ワールド・ ミュージック部門でグラミー賞を取っている。僕は少し前に知ったのだけれど数年前にフジロックフェスに出演しているから若者には知られたバンドかもしれな い。

世界には民族音楽に限らず面白い音がいっぱいあるね、「 砂漠のブルース」とか云われてるらしいけれどもちろんブルースを演奏するんじゃなくて、泥臭いというか砂臭いノリというか、それでも聞きやすくてそんなころがきもちいい。

日本はワールドミュージック的な音がなかなか出てこないけれど、ぼくがYoutubeに載せた以下はまさに日本のブルース。

ー 奄美の歌者・里国隆 ー

ー 荒武タミ・ゴッタン弾き語り ー

ー 長岡瞽女 ー

 

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