- 2020年11月 3日 09:50
民族の集合的無意識のようなものはたとえば音楽に現れる。歌い継がれてきたメロディにどこか郷愁を感じたりする。
徳島県の西祖谷地方に伝わる「祖谷の粉ひき唄」も平家の落人の人たちが歌い継いで来た歌かもしれないけれど千年近くも経てばほんとはどのような唄なのかは正確には分からず、現在の「祖谷の粉ひき唄」は昭和34年に西祖谷の豊永カズエさんの歌ったものが採譜され現在に至ったものらしい。それでもこのメロディは平家の人たちの哀愁の片鱗を感じる。
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