あまりの惨状に言葉もありません

  • 2011年3月16日 22:02

被災者の方々のご苦労を思うと、なにも出来ない自分が情けない思いがします。多くの方が亡くなり、身内の方や知り合いの人達の悲しみに暮れるひまもなく、生き延びるために必死に一日一日を過ごされている被災者の方々のご苦労を考えると胸が締め付けられます。その人達のために日本中から自衛隊、消防、ボランティアの人達が助けに行き、多くの物資が運ばれて行きます。その人達のご苦労を思うと頭がさがります。

それと同時に、いまこんなことを云ってなんか変かも知れませんが、日本人のすばらしさに誇りさえ感じます。皆助け合ってすばらしいです。復興にどれほどの年月がかかるのか判りませんが、もちろん、また必ず復興し皆さんの笑い顔が取り戻せる日が必ず来ます。あの阪神・淡路大地震から復興した私達です。かつて、終戦の焼け野原から見事に復興した私達です。

ただ、いま、原発がもっとも心配です。おそらく、現場では、死に物狂いでの作業が行われていますが、静まることを祈るしかありません。推移を見守るしかありません。

こんな時には、僕たち音楽家はまったく無力です。遠くないいつか、皆さんがまた音楽に耳を傾けてくれる日が来ることを祈ります。その時僕たち音楽家は精一杯演奏し、生きている喜び、人生の喜びを共にしたいと思います。

多くの亡くなった方のご冥福をお祈りし、被災者の方々のご無事をお祈りいたします。

お知らせです。3月22日の四谷「コタン」ライブですが、中止にしたいと思います。5月のライブは再開しようと思っています。よろしくおねがいします。

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