- 2013年2月13日 16:59
しばらくペンディングになっていた新譜レコーディングが再始動しました。そのためにの下準備として新たなデモテープ作りをしています。アレンジは、1991年発売『絲の夢』のシンセでの参加以来、折りにふれて手伝ってもらっているピアニストの渡辺雅ニ氏と一緒にしています。NHKドラマ(宮尾登美子原作)「櫂」「春燈」、また坂東玉三郎さんの舞台「海神別荘」の時も渡辺さんに手伝ってもらっています。彼の自宅スタジオに、ここのところ通いつめています。もちろん秦琴以外の楽器を全部シンセサイザーでするわけではないのですが、ある程度シンセサイザーで代役をさせて曲の感じをつかんでゆくのです。本番のスタジオでの録音をスムーズにするための重要な作業です。
コンピューターのデジタルパフォーマーというソフトに録音された音がこのように表示されてゆきます。渡辺氏がこのデジタルパフォーマーを使いこなしながら作業は進みます。秦琴の音は仮のものとして録音してあるので、その音にかぶせながら曲がふくらんでゆきます。これをもとにして秦琴の音は本番のスタジオでまたちゃんと録り直すわけです。打楽器類やベース、バイオリン、笛などの楽器も入れ直すします。
アルバムの構成は今のところ、秦琴ソロの二曲を含めて11曲です。「彼岸の日」や「山百合一輪川に流せば」のヴォーカルバージョンも収録するつもりです。そのへんちょっぴり心配ですが(笑)。とにかく一つ一つ着実に進めてゆかなければなりません。
渡辺雅ニさんのホームページ http://www1.kamakuranet.ne.jp/watanabe/
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