- 2013年5月 8日 12:38
先日の「シルクラブ」コンサートの見聞記が、ミュージック・ペンクラブ・ジャパンのサイトに載りました。ミュージック・ペンクラブ・ジャパンは日本の音楽評論家の方々の組織で、ジャズ、クラシック、ポピュラー、オーディオと現在200人の会員の方が所属されています。ホ―ムページ上で様々な情報交換がなされ、また賞の発表としてミュージック・ペンクラブ音楽賞を設けています。そのペンクラブの元会長の鈴木道子さんが「シルクラブ」コンサートを見られたので、その時の感想を書いてくれました。僕のような音楽の仕事ではこの様に取り上げられることは大切です。ありがとうございました!
13年前程に、ミュージック・ペンクラブ・ジャパンと中国・北京中央音楽学院との交流5周年の記念イベントが北京中央音楽学院で催されました。その時オーマガトキレコードを通じて、演奏を頼まれたのですが、ミュージック・ペンクラブ側の代表が鈴木道子さんだったのです。それ以後機会あればコンサートにきていただき、いろいろアドバイスをもらっています。まだ「縁」が続いていることはありがたいことです。
サイトです。http://musicpenclub.com/talk-201305.html
ミュージック・ペンクラブ・ジャパンのトップページ http://musicpenclub.com/
以下、サイトからの抜粋です。
「なんとも暖かい幽玄のひびき。深草アキの秦琴は二つとない。・・・・」からはじまります。僕はこの「二つとない」と云うのがとても好きです。表現を突き詰めて行けば、それは二つとないものに当然なるのです。なぜならこの世に私は一人しか存在していないからです。私自身の表現を突き詰めて行けば行く程、およそ二つとないものにならざるを得ないのです。僕がこの世からいなくなってしまうと同時にこの音楽もなくなってしまうのです。その残像としてCDやデジタルの録音物等で聞くことは出来ますが、それはあくまでも残像ですよ。まぁ、そんなことを云っても、たかが秦琴されど秦琴ですね。
上記、ミュージック・ペンクラブ・ジャパンと中国・北京中央音楽学院との交流5周年の記念イベントの一こま。前列真ん中の黒いジャケットが僕です。まだ頭の毛が多いなぁ(笑)。僕の左隣が当時の北京中央音楽学院の学長さん。右隣が一緒に演奏した琵琶の張強さん。学長さんの左隣が鈴木道子さんです。とても楽しかったでした。いい思い出です。フォトアルバムをご覧下さい。
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