- 2016年7月11日 09:43
少し長いですが最後までお読み下さい。
平和な世の中にどっぷりと浸かって、平和の尊さを忘れた「平和ボケ」の人達がこの大切な選挙に行かず、投票率54.70%、戦後4番目の低さ 。結果、民進党は伸びず、安倍自民党は単独過半数は取れなかったものの、結局、改憲派と言われる人達が3分の二を占めることになった。
それで話はここから ですが、2007年の第一次安倍内閣のときに、民主党などの反対を押し切って採決された「国民投票法」を皆さんちゃんとご存知ですか。憲法96条の憲法改正の手続きを法的に定義をした法律ですが、そこにはすでに憲法改正時の国民投票の「過半数」の定義が、有権者の過半数ではなく、有効投票の過半数とされて いて、その上、最低投票率が明記されていません。国民の無関心の間に、国民にはっきりと知らせず、すでに第一次安倍内閣の時から着々と憲法改正のハードル は下げられていたという事です。マスコミも政府お抱えの政治評論家の面々も、この過半数の意味をずっとボカして来たような気がしています。
今回、自民党に 票を入れた方々、安倍自民党や「日本会議」の人々が、何故憲法を改正しようとしているのか、どこを改正しようとしているのか、また彼らが描く日本の未来や国家像を、もう一度よく考えてほしい。
これから私は何度でもこの詩を書き続けて行きたい。
Favorite→Poem→『物語』
http://akifukakusa.com/myfavorite/2012/09/lyric-2.html
- Newer: 「平和ボケ」と云う言葉の使い方と意味を変えたい
- Older: 「AQUASONIC」再び