- 2017年6月29日 23:07
秦琴の絃は絹糸ですが、その柔らかい絹絃でも長く演奏していると棹に付いているフレットを削ってしまう。フレットは1Cmほどの高さの堅い煤竹で出来ているのですが、どうしても凹んでしまうんですね。以前は自分で修理していたのですが、15年ほど前からたまたま近くに住んでいた棹師(三味線の棹を専門に製造・修理している人)の人に修理・調整をお願いしてきた。しかしその彼が静岡に移住してしまったので、今回、愛知に行く途中、はじめて彼の静岡の工房を尋ねた。東京に居た頃の工房をほとんどそのまま移してあった。これからも彼との付き合いはまだまだ続きそうだけど、ちょっと大変。
さぁ、秦琴もきれいに修理・調整出来、現在、「きららホール」コンサートに向け曲のアレンジの真っ最中です。
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