『8時6分の無人回転水車』2004年3月、四谷コタン with 甲斐いつろう

『8時6分の無人回転水車』2004年3月、於：四谷コタン with 甲斐いつろう ＊ DAT音源

秦琴（shin-kin）：深草アキ　
パーカッション：甲斐いつろう

1968年に開店して以来半世紀以上、アコースティックライブを中心に、一人芝居や朗読などを開催してきたライブハウス「コタン」には僕も最初のレコードを出す前からライブをしていたのでもう35年以上になる。オーナーが三上氏から木村氏に代わり、四谷から新宿・曙橋に移転してからも出演し続けていた。いつもパーカッションの甲斐いつろう氏に手伝ってもらっていた。

その「コタン」が今年いっぱいで幕を下ろす。もしかしたらオーナーが替わって再継続するかもしれないけれどまだまだ流動的だ。様々な人々に出会いそして別れた思いで深いコタンだけれど、残されたテープも一番多いし、面白い演奏も多い。

そんな即興演奏が多かったコタンライブの内、2004年3月のDATテープ音源の中から、『8時6分の無人回転水車』と題して一曲載せました。430HzでEbマイナー、調弦は「春蘭調」で、12／8拍子のアドリブ演奏です。