これが本来あるべき最高裁判決

  • 2022年6月25日 14:57

* 東京新聞
「原発避難者訴訟 国の責任は否定されたが…最高裁判決文に異例の反対意見 三浦守裁判官が痛烈批判」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/185157
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法は社会生活のなかにあるけれども何人にも支配されなく、社会的にどんなに権力がある人でも、総理大臣でも、法を犯せば法の下に罰せられる、その独立性が真骨頂だが、しかし結局、高裁、最高裁といくにつれて権力側にすり寄り、人間の感性が権威的になり、とくに最高裁の判決には納得いくことが少なかった。

福島訴訟原告団の馬奈木厳太郎弁護士は、この三浦守裁判官の反対意見が判決の形で書かれたことにたいして、「・・これが本来あるべき最高裁判決だという思いを感じる。原告の思いに向き合い、法令の趣旨からひもとき、証拠を詳細に検討しているこの反対意見は後陣の訴訟にとって宝。[第2判決] として位置付けたい」と評している。

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