ラナートを弾き継いでもらった

  • 2024年4月 2日 01:00

1994年、当時日本テレビで毎朝放送していた「ズームイン朝」という番組の撮影のためにタイに行った。そのときにタイの民族音楽に用いる「ラナート」という鍵盤楽器の鍵盤の部分だけを購入して、クルクルと巻いて荷物に入れて持って帰った。

日本に戻ってからすこしして、鉄を使う鍛冶屋のようなアーティストに鍵盤を吊るす枠を作ってもらった。鍵盤本体は竹で出来ていてタイの音階が独特なのでやわらかくて不思議な音がする。

「蔵」のCD、坂東玉三郎さん、尾上松緑さんの舞台音楽などに使ってきたけれど、もうほとんど使うことがなくなったので、知り合いの、打楽器・マリンバ奏者の新谷祥子さんに弾きついでもらった。

新谷祥子さんはマリンバや打楽器を操りながらオリジナルな独特の音世界を作っている。そんな音にラナートが加わりいっそう音世界が広がれば嬉しい。

こちらはタイの撮影風景
http://akifukakusa.com/photoalbum/2009/05/1994.html

 

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