アクロテックのシールド類、私の機材を結線しているシールドです

今は亡き音響技師の滝口氏が調達してくれたアクロテックのシールド類。私の機材を結線しているシールドです。シールドとは機器を繋ぐシールドケーブルのことでマイクケーブルなんかもその類ですね。プロが使うシールドのブランド名としてはカナレとかモガミとかちょっと高品質のベルデンとかですね。

私はこのアクロテックのシールドを使う前は日立電線の、「芯線の製造時に水素の含有率を極限まで減らした」LC-OFCというシールドケーブルを使っていろいろな長さのケーブルを自分で作って使っていました。

そのなかでもこのアクロテックは別格なんです。現在はアクロリンクと名が変っていますが、この会社は旧・日本鉱業が開発した「高純度銅」の6Nとか7N、8Nの銅線をつかって高級オーディオケーブルやスピーカーケーブルなんかを作っています。まさに世界のハイエンドオーディオケーブルで、最上級のものは1mが50万円もするしろものです。

もちろんこれはそんな最上級ではないですが、ライブやレコーディングの時の私の音響機器を結線するシールドケーブルとしては最高のものです。

今はライブはまったく音響機器を使わない完全アコースティックでやっているので、これらのシールド類は当分使わないかも知れないなぁ。スタジオでのレコーディングの仕事があればまた使い始めるかも知れないけれど、今は家での録音用に使っている。