- 2024年4月30日 10:53
銀座「奥野ビル」は、1932年（昭和7年）に本館が竣工し、2年後の1934年に連結する新館が完成しています。今も外観や内装は当時のままの感じが残されていて思わず入りたくなるような素敵なビルです。僕も何回か行ったことがあります。
いまはどうか分らないけどエントランスの脇に人の背丈程の大きな黒い金庫が置いてあった。何階か忘れたけれど、回廊の一番奥の小さな部屋がクリーニング店の作業所のようになっていて、老夫婦が洗濯物にアイロンをかけていた。一瞬時が巻き戻ったような感じがしたけれど、その部屋が再び訪れたときには跡形もなく無くなっていたんだよね。今もなんか幻のような感じがするよ。
ま、現在は各部屋がギャラリーやアンティークショップになっていて、アートビルのような感じになってますね。6階の601号室は「Galerrie La」という画廊になっていて、そこでイタリアの古典レースを習っているサークルの展示会があります。展示は5月16日から21日までですが、その最終日の21日に定員30人ほどのミニライブをします。
このお知らせのときにはもう満席なのでお知らせの意味がないのですが、「奥野ビル」が素敵なビルなので、ちょっとお知らせです。
写真は以下のサイトからお借りしました。
https://sumau.com/2019-n/article/620
