音質的のいい音という感覚を私は失った

  • 2025年3月30日 22:31

右の耳が壊れ、左の耳の聴力も聞こえる周波数も下がり、音質的のいい音という感覚を私は失った。もちろんステレオ感もなくなった。それでも吉口克彰氏が演奏するこの「琉水鉦 るすいしょう」を聞くと深みのある音で録音されていることが判る。

ただ、心のいい音と云う感覚は失ってないよ ww

 

 ー4年前の Facebookの投稿文章から ー

シトシトと雨の降る夜は『蓮の咲く池 Lotus Pond』を聞きながら静かに異界に遊んで下さい。1991年のCD「絲夢」から。

吉口克彰氏が演奏する琉水鉦と云う楽器をアーヘナと云うマイクで収録しました。ドイツで開発され、人の頭の格好をした特殊なマイクで上下左右の音の広がりを捉えることが出きます。

当時エンジニア曰く、500万円位したらしい。そのアーヘナコプフマイクを琉水鉦の真上に配置し、見下ろして聞いているような感じで録音しました。琉水鉦が左右上下に広がって聞こえるでしょう。この曲を録音していた日に雨が降った、その雨音を録って最初に少し入れたけれどほとんど聞こえない。

このCD「絲夢」は、デジタル録音された音源のミックスダウンに、スチューダー製のハーフインチ、76/sec、のアナログのテープレコーダーを用い、「秦琴」の絹糸絃の音色を最大限に引き出した作品です。30年も前ですからもうとっくに廃盤となっていますが、なぜか最近、アメリカのイリノイ州の人が「絲夢」についてこんな論評を書いてます、英語ですが。
https://www.fondsound.com/aki-fukakusa-%E6%B7%B1%E8%8D%89%E3%82%A2%E3%82%AD-silk-strings-enchanting-%E7%B5%B2%E5%A4%A2-1991/

 


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