『Solo・千鳥』2010年9月13日「スイートベイジル」コンサート

作詞:北原白秋、作曲:成田為三に依る、所謂、大正時代の童謡唱歌。

この時代の音楽はおおいに西洋音楽の影響を受けているが、童謡唱歌には日本独特の節回しを持った曲が多い。そう云う曲は口ずさみやすく、私の「秦琴」で弾くには音域も合っていて、そこからの即興も自然の流れになる。私自身の中にいつの間にか染み付いたのか、又持って生まれたのか判らないが、そんな節回しと私は同調し、日本的と言っても良い様なアドリブが湧き出て来る。CD「白鷺」の中で初めてレコーディングをしているが、演奏の後半の部分はその時のコードを用い、それほど日本的とは言えない感じで終っているが。