久しぶりに「能」を見ました

  • 2010年12月 5日 22:52

久しぶりに「能」を見ました。久しぶりと云ってもどの位前だか全く思い出せないくらい前なのですが。東京、目黒にある「喜多六平太記念能楽堂」で行われた、喜多流能楽師・内田安信氏が主宰されている「柊会」の公演です。「国際アービック協会」のお誘いで行ってきました。「喜多六平太記念能楽堂」は目黒駅から歩いて5〜6分位にある、恐らく割と新しく建てられた能楽堂だと思いますが、大変立派な能楽堂でした。

僕は少し遅れて行ったので後半の「邯鄲(かんたん)」しか見られませんでした。「邯鄲(かんたん)」は唐代の作家、沈既済(しんきせい)の小説「枕中記(ちんちゅうき)」からその主題が取られています。嘗て、戦国時代の趙の国の都であった邯鄲(かんたん)で、盧生(ろせい)という青年が見た一瞬の夢と現実との話しです。装束も美しく、笛、鼓、大鼓、太鼓の音楽、また謡と相まって正に形式美の極みでした。【「邯鄲(かんたん)」のことはこちらを参照して下さい。「国際アービック協会」の皆さん  、お誘いありがとうございました。

能楽堂と云えば、随分前になりますが「観世・銕仙会」の能楽堂で演奏をしたことがあります。能楽堂はやはり響きも良く、雰囲気もいいですね。また能楽堂でも演奏したいですねぇ。私のアーカイブスのサイトへ←ここをクリック

nou-1.jpg

 

 

Search
Feeds

Return to page top