3月公演の「火垂るの墓」の写真が届きました

  • 2011年4月30日 23:19

遅くなりましたが、3月公演の「火垂るの墓」の写真が届きました。3月2日から6日までだったんですが、その時は、まさかこのような災害が来ようとは夢にも思っていませんでした。「火垂るの墓」は当然よく知られたストーリーですが、今回は人形と人間が織りなす、一つの反戦劇のような演出になっていました。思い出せば、この公演が終って別の仕事の打ち合わせに行く途中の吉祥寺駅で地震に遭遇したわけです。まだまだ、被災地は復興までもいってませんが、これからは心が深く豊かな社会になることを願うのですが。もちろん原発は必要ありません。もし今、日本社会が原発に替わる新しいエネルギーを、長い年月をかけても目指すと決心すれば、おそらくその決心とその思考によって、この社会は大きく変わってくるはずです。

この政策を目指すとすれば、戦後日本が自立的に自国の未来を決めた最初の出来事になるでしょう。もしこの未来を本当に目指せば、もちろん一朝一夕ではことはなりませんが。恐らく日本はまた違う目で尊敬され、日本人自体もこの緑溢れる日本という国にますます誇りを持てるようになるでしょう。そのことを願って止みません。いま、本当に日本の未来の瀬戸際にあると思います。被災地復興の未来図にも関わってくるのです。日本人の知力が試されています。

かたい話しになってしましましたが、その時の写真です。

妹の節子は人形です。兄役の蒲田翔平さん、節子の声として出演していたのは関泰子さんです。節子の人形を操っているのはもちろん「江戸糸あやつり人形座」の主催、田中一糸氏です。

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兄妹が身を寄せた家の娘・京子役の三津谷葉子さん。彼女は劇の筋回し役で、いろいろな状況を説明しながら、劇は進みます。

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妹節子の昇天です。操りの糸が切られ、吊り上げられてゆきます。後ろの高台で僕が演奏しているわけです。なんか僕の写真を暗闇にくっ付けた様な・・・浮かび上がってますねぇ。なんかちょっと・・・・!

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アップにするとなんか秦琴が大きくなってますねぇ。迫力ありますねぇ。

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