定例・伊豆高原「花吹雪」コンサート無事終了

  • 2011年7月20日 19:20

7月18日の定例・伊豆高原「花吹雪」コンサートが無事終了しました。毎年7月の「海の日」に開催します。今年は震災の影響もあって開催が危ぶまれましたが、なんとか開催して頂きました。ありがとうございました、皆さんお疲れさまでした。

いま、録音してきた音を聞きながらこれを書いています。毎年のコンサートですが、今回はやはり特別な気持です。3/11の震災以来、日本人の心がその奥底で無意識的にも多く傷ついているように思います。2万人以上の方が亡くなり、多くの人達が故郷を追われました。震災当時は音楽家の無力さを感じていましたが、僕の音が少しでも心の鎮めになるように、原点に返って演奏してゆきましょう。

ただ、これは僕の持論ですが、音楽家は何か目的を持って演奏に臨むのはあまり感心しません。人を癒そうとか、感動させようとか、そうではなく、音楽に自分を捧げて、心から一心不乱に演奏する、その結果が、そのようであればいいのです。音楽に自分を捧げて一心不乱に音楽人生を歩んで行く、その歩む道が、その心が音楽なのです。そして音楽家はおそらくその道の途中で死んで行くのです。終着点はありません。音楽家の原点に帰りましょう。

 

写真を幾つか、演奏風景です。

hanahubu-burogu-1.jpg

hanahubu-burogu-2.jpg

コンサートが終った後、ご主人の市川さんと「花吹雪」のスタッフの皆さんと一緒にちょっと宴会です。正面右が市川さん、左が僕です。手前が今回の僕のスタッフの岩間君ですね。岩間君は「花吹雪」は初めて付き合ってもらったんですが、食事がとっても美味しいと感激してました。

hanahubu-burogu-3.jpg

市川さんと、奇跡のお酒と云われている「伯楽星」です。「伯楽星」は宮城県大崎市にある新沢酒造が造った日本酒です。今回の東日本大震災で蔵は倒壊、壊滅的な被害にあいました。必死の復旧作業の末に、奇跡的に残っていた無傷の荷をやっとの思いで出荷することができたということです。そんな奇跡のお酒が「伯楽星」なのです。「花吹雪」ではこの「伯楽星」を以前から常置し多くのファンがいるそうです。そんなお酒が出てきて、その話しを聞いてビックリしました。コンサートよりもこっちのほうがすごい〜!

hanahubu-burogu-4.jpg

今回のスタッフの福田君と岩間君、二人ともちょっと見では、年齢不詳ですね。まぁ、僕もちょっと見では年齢不詳ですけどね。とにかく、おつかれさまでした。

hanahubu-burogu-5.jpg

 

 

 

 

Search
Feeds

Return to page top