- 2011年11月24日 12:05
「府中の森芸術劇場」ふるさとホールコンサート、無事終了しました。府中市という少し不便なところにもかかわらず、遠くから来て頂いただいて、本当にありがとうございました。ミュージシャンの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
11月18日のこの府中コンサートの後、すぐに甲府に移動し「八百竹ギャラリー」でのライブ、そしてまた東京に戻って「四谷コタン」定例ライブと続いていたので、ここに来てやっと落ち着いて「ふるさとホール」コンサートを振り返っています。久しぶりのホ―ルコンサートということもあり、当日のリハーサルではバタバタしてしまい、お客さんが入場してくる間際まで音チェックやリハーサルをしていました。
舞台の設えは思った通りの雰囲気で仕上がりました。「編鐘」を45cmほどの高台にセットして、その前に僕がいて、客席からステージに向かって右手に笙の豊さん、左手にパーカッションの甲斐さんが陣取り、ステージの両脇には書家の杉本雅静氏に書いて頂いた「書」を飾りました。巾90cm、長さが7〜8メートルほどの和紙に、中国明代の禅の高僧であった憨山大師(かんざんたいし)の「勸世文」からの一節が書かれています。
「榮華終是三更夢、富貴還同九月霜」『栄華は三更(真夜中)の夢のように終わり、富貴も尚また九月の霜のようにあっという間に消えてしまうものだ』
書の解説はしませんでしたが、皆さん、何が書いてあるのだろう、と思ったんでしょうね。ちょっと話しをすれば良かったのですが、第一部でのメンバー紹介も忘れてしまうほど、僕は精一杯でした。先に書いたようにお客さんが入場してくる間際まで音チェックやリハーサルをしていたので僕はあんまり精神的な余裕はなかったでした(笑 泣)。でも、休憩をはさんで二時間半位のステージでしたが、とにかくやれるだけのことはやりました。
写真もビデオもまだ届いていませんが、スッタフが携帯でちょっと撮った写真を載せてみます。携帯の写真ですからちょっとボヤけていますが、とりあえず雰囲気だけでもなんとなく判ると思います。
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