「ミュージックペンクラブ」のサイトにCD『白鷺』の評論が掲載されました

  • 2011年12月 8日 23:50

音楽評論家の鈴木道子さんが書かれた、CD『白鷺』に対する評論が「ミュージックペンクラブ」のホームページの「MPC LAND」に掲載されています。

[ POPULAR Review ] のサイトの4番目の欄に載っています。覗いてみて下さい。

http://www.musicpenclub.com/review-p-201112.html

 

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【Popular ALBUM Review】

「白鷺/深草アキ」(オーマガトキ/OMCA-1146)

【 奥行きのある空間を震わせて流れる秦琴の音。秦琴は中国の楽器ではあるが、深草アキのそれは本来の奏法とは全く違う独自のもので、今回は特に古代からの日本人の心に宿る映像を音にした観がある。『白鷺』は再発ではあるが、かつて玉三郎が「鷺娘」を踊る舞台とドッキングして行われた「白鷺四季」を中心にしたライヴ・レコーディングの名盤。白鷺は古来から霊鳥といわれ、神秘化されてきた鳥の姿に寄り添うように描かれた響きは、まず吹きすさぶ極寒に飛翔する「冬」に始まる。「桜の夢」「海を越えて 変奏」の2曲は、深草の歌が入るが、これも渋く深い味わいがある。最後の「千鳥」だけがスタジオ録音。全体に魂の響きあいが感じられて聴きごたえがある。(鈴木 道子)】

 

 

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