- 2019年11月 4日 23:44
バスキア展が世界を巡回している。私の知り合いがすでに80年代のバスキアを撮っていてその写真が展覧会にも図録にも使われているので、現在六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」を見に行った。前にも書いたけどバスキアのこういったインスピレーションは好きなんです。バスキアが活動してたころはちょうど秦琴を弾きライブをし始めたころだけれど、当時はバスキアを知らなかった。
バスキア展の後、上野の国立博物館に行き「正倉院の世界」を見た。日米文化バトルというか文化交流と云うか脳みそいっぱいの一日だったね。それにしても正倉院は並んだなぁー、すごく混んでた。五絃琵琶なんか、云うならば見流しのような感じで、立ち止まっちゃいけなんだから、でも五絃琵琶以外はけっこうゆっくり見られましたよ。
「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」も素晴らしかったけれど今回は布類の残欠も多く、古びた布の一部を宝物として愛でるというのは日本人ならではの感性でしょうね。
「バスキア展」は何点か写真撮影可、「正倉院展」は写真はもちろんダメですが、一部の部屋の展示は写真撮影もできたので、明治時代に模造された「阮咸(げんかん)」と、現在の宝物が収蔵されている建物の入り口の部分が再現されていたのでそれもパチリ。帰りはすっかり暗くなっていましたがライトアップされた木がきれいでパチリ、それにしても暗くなってもまだ随分並んでいた。
模造品の「五絃琵琶」も展示してありました。
http://akifukakusa.com/blog2/2019/08/7-4.html
「五絃琵琶」について基本的なこと
http://akifukakusa.com/blog2/2010/11/post-4.html
奈良の国立博物館で開催された「正倉院展」に行ってきた時のこと。
http://akifukakusa.com/blog2/2010/11/post-3.html
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