日本で一番目と三番目のシネカメラ

昭和30年（1955）、日本で最初に発売された8mmカメラである瓜生精機の「Cinemax 8」と、翌年の昭和31年11月に日本で三番目の8mmカメラとして発売されたキャノンカメラの「Canon Eight」。二番目は名古屋のエルモ社が製造した「Cine Elmo 8-Ａ」ですが持ってません。

瓜生精機という会社はほとんど情報がなくなっていますが、キャノンは1956年当時でもすでに大きな会社で今じゃ世界のキャノンカメラです。8mmカメラも作っていたことがあるんですね、躯体もしっかりしていて、さすがにレンズも良い感じです。

「Cinemax 8」のレンズは普通は、ニコン（日本光学工業）が製造したCine-NKKORというレンズですが、写真のレンズはイギリスのTAYLOR-HOBSON（テーラーホブソン）ですね。