後半のレコーディングが無事終了しました

  • 2013年8月 3日 12:03

7月の末から始まった後半のレコーディングが無事終了しました。期日内に全曲録り終えることが出来るかどうか多少不安がありましたが、なんとか予定通りに終えることが出来ました。渡辺さん(キーボード、アレンジ)、西岡さん(エンジニア)福田くん(スタッフ)、オーマガトキレコードの野村さん、中川さん、参加ミュージシャンの皆さん、お疲れ様でした〜。ありがとうございました。スタジオマークの峯岸さんありがとうございました。これからまだ、ミックスとマスタリングの作業がありますが、とりあえず一息つきました。

東京の小田急線・唐木田駅近くのスタジオマーク。

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前半のレコーディングはかなり珍しい楽器もありましたね。(http://akifukakusa.com/blog2/2013/06/post-116.html ブログ参照)後半のミュージシャンを紹介しましょう。

マニピュレーターの栗山さん。マニピュレーターとは、シンセサイザーの音源を提供する仕事です。彼の持ち込みの機器のなかにデジタル処理されたさまざまな音が入っていて、こちらからのリクエストに応えて色々な音を提供してくれるのです。サウンド作りにはとても重要な作業ですが、最近はシンセのミュージシャンは自分で音を作るので、マニピュレーター専門という人は少なくなりました。貴重な人材です。

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ヴィオラの真部(まなべ)さん。彼はバイオリンが専門なのですが、今回のCDはバイオリンではなくヴィオラを弾いてもらいました。バイオリンより低くくて落ち着いた感じの音です。真部さんはスタジオの仕事も多く、一曲でしたのであっという間に終ってしまいました。

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ファゴットの武井さん。武井さんは「読売交響楽団」に所属されています。ファゴットを間近で見るのは初めてでしたが、木管系の低くて柔らかい音です。考えていたより柔らかい音でした。もちろんレコーディングで使うのは初めてです。いい感じで録れました。

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前半のレコーディングにも参加してもらった和田さんです。なんか壺みたいなもの待ってますね、ウドゥという楽器です。横に穴があいていて、穴を手のひらでふさぐように叩くと、ボゥム ボゥムという低い音が出ます。

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これは和田さんが叩く、レクという楽器。まぁタンバリンですね。西アジアで使用される打楽器です。

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後半のウッドベースは佐藤慎一さん、ジャズ畑のミュージシャンです。慶應の後輩でした。もちろんふた回り位歳が違いますよ。

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バンドネオンの早川純さん。二曲弾いてもらいました。私の音楽はもちろんタンゴではないですが、不思議なサウンドの曲になりました。ファゴットもそうですが、秦琴とバンドネオン、って、かなりユニークな取り合わせですよ。

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左から、早川さん、私、アレンジの渡辺さん。今回は今までとは一味も二味も違うサウンドになっています。全体的には深草アキサウンドになってしまうのですが、聞きやすいメロディーの曲が多く、渡辺さんのアレンジが随所に光っています。

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エンジニアの西岡さん。デジタル機器を駆使し、コンピューターを使いこなしてレコーディングです。今はこのようなデジタルスタジオがおおくなりました。ちょっと写真ボケちゃいましたね(笑)

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こんな感じで、秦琴を録っています。見た感じわかりませんが、マイクが8本立っています。いろんな響きを録って混ぜ合わせて音を作ります。

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笛の横田年昭さんにも、はるばる伊豆の稲取から来てもらいました。ひょっとしたら横田さんと会うのも十数年振りかも知れません。そんなことはぜんぜん感じませんでした。

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とにかく、なんとか予定通りに行きました。次は9月の初旬に、ミックス、又はトラックダウンとも云って、録り終えた様々な音を、一曲ずつ音の大きさのバランスをとって、ステレオにまとめあげる作業です。

 

 

 

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