- 2011年8月 9日 00:31
CD『白鷺』のリマスタリングが無事終りました。前回の『星の大地』の時と同じ、サンライズスタジオです。エンジニアの人も前回と同じ、高城さんです。1889年当時のレコーディングエンジニアの前田さんには前回のように立ち会ってもらいました。
一つ前のブログの、コンサート会場のスケッチを見てもらえればわかりますが、野外の非常に大きな会場でのライブレコーディングはとても大変だったのです。僕は僕で、ものすごく緊張してましたし、糸が切れないように、ゆるまないように、音を入れるきっかけを間違わないように、とステージ上では、一人で孤軍奮闘でしたし。
三日間行われたのですが、初日の開演まじかに雨が振り、どうなるのかと思われましたが、しばらくして雨も止み、おおきな虹が出で、そして夕闇から照明が入り、僕の演奏から始まったわけです。思えば、なかなかドラマチックな展開でしたねぇ。
東京でシンセサイザーの部分だけを、あらかじめ録音しておきました。小久保隆さんという奏者です。彼は当時フェアライトという非常に高価なシンセを使っていて、いい音で録音してくれました。ただ、ライブCD『白鷺』の最後の一曲は、イベントが終わり、東京に戻ってから別に録音したものです。「千鳥」です、いわゆる北原白秋:作詞、成田為三:作曲「ちんちん千鳥」です。この曲のシンセは、渡辺雅二さんです。渡辺さんにはコンンサートをよく手伝ってもらってました。CD『白鷺』の最後の曲にふさわしく、秦琴とシンセのデュオで、いい感じで終っています。
サンライズスタジオ、マスタリングルーム
マスタリングには「Sadie」という機器を用います。プロ用マスタリング機器ですが、詳しくお知りになりたい人は、こちらに、http://www.otaritec.co.jp/products/sadie/index.html
僕と、前田さん、ムムッ、やっぱりお互い年はとりましたねぇ・・・・・ムムム・・、でも人生これからが、面白いんです。でも最近ちょっと体がきついけど(笑)
そんなこんなで、CD『白鷺』の発売も楽しみです、11月7日発売開始です。その記念コンサートのような感じになりますが、11月18日に、東京・府中の森「ふるさとホール」で久しぶりのホールコンサートを開催します。こちらのほうも是非またおいで下さい。詳しくは以下のサイトを見て下さい。
スケジュールのサイト http://akifukakusa.com/2010/01/1118.html
シンセ奏者、小久保隆さんのサイトです。http://www.studio-ion.com/kokubo/index.html
渡辺雅二さんのサイトです。http://www1.kamakuranet.ne.jp/watanabe/
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