ようやくの思いでホームページを開設することができました。私はまったくのなまけものでホームページを作ろう、作ろうと思いながらずるずるとここ数年経ってしまいました。今回はいろんな人の助けもあり、なんとか実現することができたというわけです。
これを機会に秦琴を演奏するようになってからの私の音楽活動の主だったものを記録していこうと思い”アーカイブス”というページも設けました。手許に残っている10年位前までのコンサートのチラシや写真等を載せました。随時新しいものも入れていきたいと考えています。また秦琴についてのページでは秦琴という楽器の歴史的な源流を今の時点で私の判る限りのことを書いてみました。数回に分けて述べようと思っています。
秦琴のことを本格的に調べ始めたのはここ数年ですが、そのため国会図書館、東洋文庫、公文書 館、京大人文研東方の漢字センター等に通いつめたという次第です。興味がなければ何にもおもしろ味がない文章ですが、中国の弦楽器に少しでも興味がある人にとっては歴史的な流れがなんとなくわかります。中国の古い書物を読んでいると時には中国、すなわち古の漢人の音楽観やその精神性等にふれた文章に出会います。その心は少なからず古代の日本の音楽観にも影響を与えたものでしょう。また絹絃のことについても少し調べたことを書いていくつもりです。
そんなこんなでいろいろ調べることが多く、やっとのことでなんとか納得できる文章になったのでホームページに載せたという次第です。興味のある人は読んでみてください。
また「秦琴教坊」のことやコンサート企画等は「秦琴教坊」のメールにまず連絡してください。