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”秦琴の歴史”を少し手直ししました

  • 2008年04月29日
  • Category: 随想

”秦琴の歴史”を一応書き始めましたがまだ未熟なところも多いので、折に触れて知り得たことを書き足してゆきたいと思っています。

音楽家の本分は音楽をすることなので楽器の歴史なぞ無意味なものかもしれないが、私の小さな部屋は資料でいっぱいになってしまった。 何故楽器のことを調べるようになったかはよく覚えてなけれど、大きなきっかけは神田の古本屋で林謙三氏の『東アジア楽器考』を手に入れたことがあると思う。(この本すごーく高かった)
秦琴が特殊な楽器ということもあるがこの本には秦琴のことはとりあげられていなかった。そのかわり林謙三氏言うところの”漢式琵琶”や”阮咸”などの基本的な事柄に触れることができたので、このあたりからズルズルとのめり込んでしまったのかもしれない。

そして3〜4年程前に財団法人海洋博覧会記念公園管理財団の「琉球楽器音階調査」に参加し、徳川美術館に収蔵された貴重な琉球式楽楽器を実測、測音できたので少し本格的に中国の古の音楽を調べることになった。そんななかで専門の研究者ではなかなか見つけられない事柄を偶然見つけてしまったので、やりなれていない論文を書くことにしたのだがこれがやはり大変で、なんとか書き上げたものの未熟なところも多々あったので「東洋音楽学会」の機関誌には不掲載になっている。

しかしなかなか価値のあることがらもあるので(査読のかたの意見です)おいおいホームページに留めておこうかと思っている。そんなこんなで書き物がすごく多くなった。これは私にとって良いことかどうかわからないが、とにかく私は音楽家なので音楽をしなければいけない。だいいち私はものすごい筆無精なのだ。その上使い慣れていないパソコンで何時間もかかってこれを書いている訳で...........泣きが入いちゃったので今日はもう限界。。。

あっそうだ、フェイバリットと称して、面白い演奏やまだCD化されていない曲、折々に書いた詩や歌詞などを載せようとと思っているのでこちらの方は少しは面白いかもしれない。

 < ゴチャゴチャになった私の部屋>

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