8月23日浅草観音裏柳通り「みちびきまつり」の前夜祭で少し演奏します。場所は浅草の見番です。見番は浅草の芸者衆の事務所みたいな所ですが、その建物の二階に踊りの練習場とは思えない様なかなり大きな舞台があります。そこでこの「みちびきまつり」の前夜祭が行われます。5時から演奏が始まりますが私は6時頃から20分程演奏します。観客は150人〜200人位で多くが関係者だそうです。一般の人には4時から整理券が50枚程配られます。料金は無料です。鼓、箏、尺八、三味線、ウード、打楽器、エレクトーン、等が演奏しテーマは「世界の楽器達」ということです。どんな感じになるのかまだよく判らないけれど、生活と邦楽とが渾然としている浅草の見番で世界の楽器っていうのはちょっと不思議ですね。それに演奏者は私も含め皆んな日本人ですから。
「みちびきまつり」は柳通りのそばにある「導引地蔵」というお地蔵さんのお祭りです。このお地蔵さんに導かれて皆んな天国に行くというわけです。まあ、その時にいろいろ音楽が 鳴るわけですが、一足先に生きてるうちに聞いちゃおうということです。
このお祭りは 柳通りの商店会の皆さんがなんとかこの通りを盛り上げたいと願い、7年前から始めたそうです。一回目から鼓の望月太左衛さんが企画に協力しているそうですが、私も今回彼女から声をかけられて演奏することになったという次第です。
とりあえずポスターなどを。
夜の見番
雷門をくぐり仲店を抜けて浅草寺の脇を通り抜け、まっすぐ行くと柳通りにはいります。少し進むと右手に見番が見え、まさに浅草寺の裏にあたります。