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宮内庁「楽部」の雅楽の公演に行ってきました

  • 2009年04月25日
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「名古屋ブルーノート」のライブも無事終ったので少しホットして、先日の17日に皇居の「楽部」で行われた雅楽の公演に行ってきました。豊(ぶんの)さんにチケットをお願いしました。ありがとうございました。私は17日の午前の部でしたが、午後の部には天皇陛下、美智子皇后、皇太子ご夫妻も観劇されたようです。

「楽部」での雅楽の公演は年二回、春と秋に行われます。秋の公演は一般応募ですが、なかなか当たりません。春の公演は招待だけです。そんな訳で「楽部」での雅楽公演はなかなか観ることはできませんが 豊(ぶんの)さんのおかげで此のところ何回か雅楽を楽しんでいます。

今回の公演は成婚50周年、平成即位20周年ということで、舞楽だけでした。演目は、左方の舞は「太平楽(たいへいらく)」右方の舞は「八仙(はっせん )」で、左方の舞は大陸系、右方の舞は朝鮮系と云うことです。「八仙(はっせん )」は面を付けての舞でしたが、なかなか興味深い感じでした。秦琴でも出来そうな・・アレンジして取り組んでみようかなぁ。そんなことを考えたりしてます。

日本の「雅楽」の詳しいことはここでは書けませんし、私もよく知っていると云うことではないのですが 、大陸中国で、嘗て宗廟や郊祀で行われていた、所謂中国の「雅楽」は日本には伝わっていません。唐の時代、日本からの遣唐使が当時「燕楽」と謂われていた音楽を持ち帰り、また朝鮮半島から伝わった音楽が、日本古来の音楽と融合し日本化したものですし、日本古来の音楽も伝承されています。ほぼ10世紀(平安中期)に今日の形に完成したそうです。日本の最も古い古典音楽です。

 

静かな皇居でした。

 

 

「楽部」は今となってはクラシックな建物です。入ると正面に舞台があり、豊さんの部屋は二階にあります。

 

 

舞台です。本番は写真は録れませんので休憩の時に撮りました。

 

 

いつも満席です。よい席を取るには並ばなければなりません。二階がいいです。上の二枚の写真は二階から撮りました。

 

 

帰り道、クレーの絵のような皇居の石垣が印象的だったので。

 

 

当日のパンフレット

 

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