スケジュールのサイトでもお知らせしているように、私が秦琴の演奏で参加している、フジTVアナウンサーの朗読劇「宇治十帖」の稽古が佳境に入ってます。25名のフジTVアナウンサーの人達が参加しています。アナウンサーの皆さんは仕事の合間をぬっての稽古ですからスケジュール決めが大変になっているようです。それでも皆さん、演出家の壌さんの的確な指導のもとに「座」の人達と一緒に一生懸命稽古をしています。
今のところ私は、稽古を見ながら音楽を入れるシーンを確認したりしていますが、7月4日、5日の通し稽古からは実際に機材を持ち込んで音を出します。音が入ると皆さんのセリフへの思い入れもやり易い所が出て来るのではないかと思ってます。稽古はフジTVの本社と湾岸スタジオでしています。稽古は順調に進んでいるので本番が楽しみなところです。
フジTVのアナウンサーの皆さんの朗読公演はもう十年以上続いているそうですが、今回の様な演劇仕立ては初めての試みだそうです。アナウンスすることと演じることはやはり違うものなので最初は少しとまどいもあった感じですが、稽古をしながらだんだんと皆さん自身の役を楽しんでいるようです。
フジTV湾岸スタジオ