実は、少し前、と言っても5月のことですが、「秦琴の歴史」の講義をしようと思い「読売文化センター 浦和」で募集のお願いをしました。僕の知人の、FM埼玉・NACK5のアナウンサーの人が「読売文化センター 浦和」を紹介してくれたのです。そのため色々講座の内容を考えました。もちろん秦琴の楽器演奏を習うのではなくて、「秦琴の歴史」を勉強する講座です。7月から9月にかけての二ヶ月6回の講座です。それぞれの内容は以下のとおりです。
一回目・・見て、聴いて、触って
『中国古楽器「秦琴」の魅力を肌で感じる』
二回目・・秦琴誕生と六朝時代の中国
『文人達の愛玩楽器として』
三回目・・海を渡った古楽器
『正倉院・宝物「阮咸」』
四回目・・同じ母を持つ兄弟
『中国の二胡と正倉院の「阮咸」』
五回目・・千年前の楽器の名人達
『千年の時空を超えて私達に伝えるもの』
六回目
『中国古楽器「秦琴」から21世紀新たな世界を創造する「秦琴」へ』
こんな感じです。私の知人に随分アドバイスを受けながら皆さんの興味を引くようになんとかまとめました。それで最低人数3人〜5人集まれば開講しよう、ということになったのですが。で、で、ところが、ところが、一人も応募がなかったんです・・・（涙）あぁやっぱりこんなことには皆さん全然興味が無いんですねぇ。僕も一緒にもう一度思い出しながら勉強しようと考えていたのですが、残念でもあり、だけどちょっとホットしたというか、複雑な感じです。
僕のやっている仕事は本当にマイナーのそのまたマイナーな仕事なんだなぁ、とつくづく思ったりしました。でも、でも本業の演奏のほうはこんなことではいけません、なんとか踏んばりましょう。
とにかく、10月5日の「STB 139 スイートベイジル」ライブに向けて集中しよう。皆さん来て下さいね。
新聞の折り込みチラシ。浦和を中心に読売新聞に5万部折り込んだそうです。
募集した時のプログラムです。
