いやっ〜参りました。表紙のnewsにも書きましたが、「柳宗元の三絃」が入っている『絃子記』は唐の書物ではなく、明代のものでした。唐の時代、三絃と呼ばれていた楽器があるなんて面白いなぁ、と思って、一生懸命取り組んで、「柳宗元の三絃」とし「秦琴の歴史」に載せていたんですが、明代の「三絃」のことでした。詳しくは表紙のnewsを見てもらえると判りますが、中国の古文献は早合点すると落とし穴に落ちます。まったく、見事にお落ちゃい ました。とりあえず「柳宗元の三絃」は閉鎖です。
でもそれはそれで、「潘之恒の三絃」として全文解説に取り組んでます。明の「三絃」というと今の中国の「三絃」と同種類の楽器で、「秦琴」とは別系統の楽器ですが、それでも400年以上前の出来事ですのでなかなか興味深いものです。とにかく、これはやり遂げます。なんかここのところ、こんな事ばかりしているなぁ。