前回の続きですが、とにかく、唐の柳宗元の『絃子記』は四つの話しからなってます、その内の一編は確かに柳宗元のものだったのですが、残りの三編は、明の潘之恒と云う人の書いたものだったのです。「三絃」もその一つでした。唐と明とは大違いで、がったりしたのですが、ところがこの 明の潘之恒という人もなかなか興味深い人で、明の嘉靖から萬暦あいだに活躍した戯劇評論家でした。この頃、というと16世紀末から17世紀位ですが、昆曲(昆劇)ですね、まだ所謂京劇は出て来ていません。この潘之恒人はこの昆劇の多くの著名演者と交友があり沢山その人達の伝記を書いています。とくに妓女の人達がおおいそうです。妓女というと、女性役者とか江戸の太夫さんの様な人かな。とにかくそんな人の書いた楽器「三絃」の話しですからちょっと面白くなって来ました。ただ解説となると専門的になるのであまり面白くないかもしれませんが、むつかしい話しになってますからどうしても・・・・。まぁそんなことですね。
最近の話題から・・・
前回の続きです
- 2010年02月14日
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