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今年の「STB139 スイートベイジルコンサート」は 9月13日(月)に決まりました。

  • 2010年04月30日
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今年もまた六本木「STB139 スイートベイジル」でライブコンサートをします。9月13日(月)に決まりました。今年も皆さん是非来て下さい。

前回は、秦琴の僕と、笙の豊氏、パーカッションの甲斐氏、の三人でしたが、今回はこの三人に加え、編鐘・編磬の孟暁亮氏に参加してもらいます。編鐘・編磬といっても知っている人はあまり多くはないと思いますが、とにかく中国最古の楽器の一つです。編鐘は所謂大小の釣り鐘を枠に吊るしたような楽器で、有名なものは「曽侯乙墓」から発掘された編鐘です。それは、大きな鐘はちょっとしたお寺の釣り鐘ほどあり、大小合わせて65個の鐘から成る(十九個の鈕鐘と四十五個の甬鐘と一個の鎛鐘)巨大な青銅器の楽器です。

僕はこの「曽侯乙墓」の編鐘を18年程前に実際に見ました。東京国立博物館で開催された「特別展・曽侯乙墓」です。そのときホールでレプリカの編鐘の演奏がありました。その時の図録から写真を幾つか。

発掘された時の写真。紀元前五世紀ごろに存在していた「曽」の国の「乙」という侯の墓、すなわち「曽侯乙墓」です。

 「曽侯乙墓」の編鐘。総重量4.421トンの世界で最も巨大な青銅製の楽器です。

孟さんはこれに近いものを復元されてますが、勿論、今回の「スイートベイジル」コンサートではやはりステージの大きさもあるので少し小振りなものです。

孟さんの編鐘

また「曽侯乙墓」からは「編磬」も出ています。少し「へ」の字形に曲がった石をならべた楽器です。

孟さんの「曽侯乙墓」の「編磬」の復元楽器です。

今回の「スイートベイジル」ライブは、秦琴、笙、アフリカやアジアのパーカッションに、この 編鐘、編磬を加え、悠久な歴史を感じる音ながら、またきわめて現代的な音創りをしようと考えています。

ほとんど奇跡的な楽器の組み合わせになりました。9月13日、六本木「STB スイートベイジル」コンサートに是非おいで下さい。

詳しくは、News のサイトに。

http://akifukakusa.com/2010/04/stb-1.ht ml

前回の「STB スイートベイジル」コンサートの写真です。フォトアルバムのサイトへ。

http://akifukakusa.com/photoalbum/2009/07/2009105stb_live.html 

「STB139 スイートベイジル」

http://stb139.co.jp/index_f.html

 

 

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