最近の話題から・・・

「尊経閣文庫」に行ってきました

  • 2010年07月28日
  • Category:

駒場公演にある「尊経閣文庫」に行ってきました。ここは旧加賀前田家の蔵書の為の建物です。今書いている論文の、恐らく最後の調べ物の為に閲覧に行ってきました。ここはなかなか面倒な施設で、在野の研究者は大学の先生の紹介状がないと希望の図書が閲覧出来ません。ここには、加賀百万石のお殿様が集めた珍しい蔵書がたくさん有ります。今回調べたのは『欣賞編』と『唐人百家小説』の二書ですが、特に『唐人百家小説』は、日本には、ここ「尊経閣文庫」と名古屋の徳川家の「蓬左文庫」にしかありません。「尊経閣文庫」は、大正時代に建てられた煉瓦づくりの古い建物で、駒場公演の入り口に隣接して建っています。ものすごく雰囲気があり、文化財になっているんだそうです。今回の閲覧者は僕一人でしたので、まぁゆっくりと閲覧してきました。判っていたことの確認の為に行ったようなものですがそれでも少し収穫が有りました。

写真撮影は中では出来なくて、外からとるには問題無いということなので 一応門の外から撮ってきました。雰囲気だけでも判ると思います。

「駒場公演」の入り口です。

 

 

正門の外から 撮ってみました。奥の煉瓦づくりの建物が「尊経閣文庫」です。

 

 

 


  今書いている論文は、こんなタイトルです。

【潘之恒における「絃鞉~三絃源流説」の再検討とその音楽観 】。こんな感じです。部外者の人はまったくタイトルからして判りませんね。潘之恒は人の名前です。中国、明の時代の人です。その人が書いた文章を読み解いて、解説と批判をして行くと云う論文です。楽器や音楽の話なのでなかなか面白いです。そのうちホームページ上でも発表しましょう。まぁ、その調べ物のために行って来たという次第です。ちょっと不思議な所でした。

ウキペディアの「前田育徳会 」に

 

CD一覧

  • LIVE ARCHIVES Vol.1

    LIVE ARCHIVES Vol.1

  • 妙音希聲

    DVD妙音希聲

  • 妙音希聲

    妙音希聲

  • 櫂

  • 黎明

    アンネ・ヴァーダ&深草アキ/黎明

  • 蔵

  • 月の砂漠

    月の砂漠

  • 白鷺

    白鷺 ~「玉三郎イン姫路」

  • 星の大地

    星の大地

  • 秦琴

    秦琴

  • 絲夢

    絲夢

  • 春蘭調

    春蘭調

| トップ |