2001年:名古屋ナディアホールコンサート
メンバーはキーボードの渡辺さん、笛・尺八の菊池さんです。東京お茶の水カザルスホールでのコンサートとツアーです。
後ろに掛けてある幡は『唯命有るが儘』と書いてあります。このコンサートの少し前に夢をみました。親は子供に”こういう人間になってほしいとか、こう生きてほしいとか・・”いろいろ心配したり、小言を言ったりしますが、ある日夢の中で誰かに”生きていればただそれでいいじゃないか他に何を望む”と言われた様な気がしたんです。そのとおりだなぁ。命からみればいい命とか、悪い命とかそんなもの無い訳で、命唯其の儘でいいんじゃないか、そんな思いに気付きました。しかし普段人はそれをすっかり忘れ人と人とを比べ優越感や劣等感のなかで右往左往するものです。命は皆同じです。
「書」は東京FMホールと同じく書道家の杉本雅静氏に書いて頂きました。